GARDEN 江刺りんごと契約農園の紹介

ラコッペ契約農園について

ラコッペの契約農園は、岩手県奥州市、江刺区は岩手の南部に位置し、昼と夜の気温の差が大きく、石灰とリン酸の多い土壌で自然の力と、高い栽培でひとつひとつ手作業で丁寧に生産しております。

主要品種

8月下旬『 紅ロマン 』
江刺生まれのオリジナル品種。程よい酸味がのこる、夏にピッタリのりんご
9月中旬『 サンつがる 』
岩手生まれのリンゴです。サクッとした歯ごたえ、豊富な果汁と甘い香りでまろやかな味
9月下旬『 とき 』
果実は黄緑色。太陽があたった所はうっすら紅色。酸味が穏やかで甘く感じるリンゴ
10月中旬『 ジョナゴールド 』
アメリカ生まれの「ゴールデン」と「紅玉」の交配種。果実は固く、シャキシャキしている。甘さと酸味のバランスがとても良い
10月下旬『 シナノゴールド 』
黄緑色だが甘い。甘さと酸味のバランスがとても良い
11月上旬『 王林 』
果皮は黄緑色。やや硬く多汁
11月中旬『 サンフジ 』
フジを無袋栽培したもので、太陽(サン)を十分に浴びたもの。甘さ、蜜たっぷり。

味が自慢の江刺りんご

江刺りんごの食味と品質は日本一です。この日本一の “うまさ” の秘密は、リンゴ作りに最適な江刺の気候及び土壌条件と高い栽培技術にあります。わい化栽培により、完全無袋で太陽の光をまるごと浴びて育ったことにより、色づきがよく、甘さと酸味がほどよくマッチしたリンゴができるのです。

江刺りんご「サンふじ」特撰 100万円で落札

江刺りんごの主力品種サンふじの初せり11月8日、盛岡市羽場の中央卸売市場で行われました。特撰28玉(1箱10キロ)は100万円となり、5年連続100万円超えの高値で落札されました。同日に入荷したサンふじは491ケース。販売総額は474万8,000円となりました。

江刺りんごメモ

たくさんの品種を植えるのはどうして?
リンゴには自家不和合性があり、実を結ぶには必ず異なる品種の花粉が必要なのです。開花時期にはミツバチやマメコバチを園地に放して受粉を行います。
リンゴの蜜って?
特に「サンふじ」は、収穫間近になると、光合成によって作られたでんぷんが急激に糖に変化し、果実に運ばれるようになります。大量に運ばれた糖(ソルビトール)が、果実の水や栄養の流れる通路(維管束)からあふれて、細胞と細胞の隙間にあふれ出た状態になります。この様子を表したのが蜜入りリンゴで、中心部分が黄色く透き通るようになり、それを一般的に蜜といいます。
リンゴの表面のベタベタって?
リンゴの皮に白い粉のようなものが付着したり、ベタベタする場合があります。これは果実が果実自身を守るために分泌している物質(ろう質のもの)です。熱するにつれ、リノール酸やオレイン酸が増えて皮に含まれる物質をとかし、油をぬったようなベタついた状態になって果実を保護し、水分が蒸発するのを防ぎ、いつまでも新鮮さを保ちます。特に「つがる」や「ジョナゴールド」などがそうなります。